南京农业大学
2004 年攻读硕士学位研究生入学考试试题
试题编号: 404 试题名称:日语读解与写作
注意:答题一律答在答题纸上,答在草稿纸或试卷上一律无效
一、次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。
● 文章1( 26 点)
いかに初心にしても、学問にこころざすほどのものは、まさか小児同然の ① 料簡 でもあるまいし、分に応じて当人の思案はかならずあろうというものである。めいめい好むことと好まぬことがあり、またうまれつき ② 得手 のことと不得手のことがあるのだから、好まぬこと不得手のことをしては、 ③ おなじ ようにつとめても、効果をあげることはすくない。またどういうたちの学問にせよ、いかにして学ぶかという手順を一応の理屈によって、こうこうしてよろしいと示し教えることは用意であるが、その示し教えたとおりにしてさあよいものかどうか。それでは存外わるいのではないか、 ④ しかと は知りがたいことなのだから、 ⑤ これ ⑥ も 押し付けには定めかねる儀であって、じつは当人のこころまかせにしてよいというほかない。しょせん学問はただ年月長く、うまずおこたらずに、はげみつとめることが肝要である。学び方はいかようにしてもよいだろう。 ⑦ さして ⑧ 拘泥 するにはおよぶなみ。方法がどれほどよくても、おこたってつとめなければ効果はない。また人々の才と不才とによって、効果は非常に違ってくるが、才不才はうまれつきのことなのだから、手のつけようがない。しかし、たいていは不才の人にしても、おこたらずにつとめさえすれば、それだけの効果はあるもの。また晩学の人も、つとめはげめば、思いのほか効果をあげることがある。また暇のない人も、思いのほか暇の多い人よりも効果を見せもする。それだから、 Ⓐ のとぼしいこと、まなぶことの Ⓑ いこと 、 Ⓒ のないことなんぞによって、心くじけて、やめてはならぬ。なににしても、つとめさえすれば、事はできると思ってよい。すべて心のくじけるのは学問では ⑨ 大いに きらうことである。(本居宣長「宇比山踏」より)
問1. ―――線 ①・②・⑧の語の読み方をひらがなで答え なさい 。
問2. ―――線 ③ の「おなじ」は何と「おなじ」なのか。十五字以内で答えなさい。
問3. ―――線 ④・⑦・⑨の語を口語表現に直して答え なさい 。
問4. ―――線 ⑤の「これ」の指示する内容を答え なさい 。
問5. ―――線 ⑥の「も」という助詞は、何に対して使ったものか答え なさい 。
問6. Ⓐ~Ⓒに当てはまる漢字を本文中から一字ずつぬき出して答え なさい 。
問7. 本文を二段に区切るとすると、一段の末尾四文字はどんな表記となっているか。それを抜き出して答え なさい 。(句読点をふくむ。)
問8. 本文の要旨を表していると思われる一文の前後五文字を抜き出して答え なさい 。(句読点をふくむ。)
問9. 次の説明文のなかで、 Ⓐ・Ⓑの[ ]内の語は、どれが適当か。記号で答え なさい 。
本文の表現は、相対するものをⒶ[(ア)独立(イ)対等(ウ)対比(エ)否定(オ)補助]する形で述べられている。なお、文と文とのつながりは、「また」という接続詞にみられるようにⒷ[(ア)同例(イ)転換(ウ)累加(エ)解説(オ)前提]の関係になっているのがめだつ。
問10.本文となっている作品は、次にあげる時代名のうち、どの時代に書かれたものが。記号で答え なさい 。
(ア)奈良時代 (イ)平安時代
(ウ)室町時代 (エ)江戸時代
● 文章2( 21 点)
自分から、本を読むということを取ってしまったら、この経験のない私は、 泣きべそ を かくことだろう。わたしは 本に書かれてあることに頼っている。一つの本を読んでは、パッとその本に夢中になり、信頼し、同化し、共鳴し、それに生活をくっつけみるのだ。また、他の本を読むと、たちまち、クルッとかわって、すましている。ひとのものを盗んで来て自分のものにちゃんと作り直す才能は、そのずるさは、これは私の唯一の特技だ。本当に、このずるさ、いんちきにはいやになる。毎日毎日、失敗に失敗を重ねて、赤恥ばかりかいていたら、少しは ① 重厚 になるかもしれない。けれども、そのような失敗にさえ、何とか理屈をこじつけて、上手につくろい、ちゃんとしたような理論を編み出し、苦肉の芝居なんか ㋐ 得々 とやりそうだ。(こんな言葉もどこかの本で読んだことがある。)
ⓐ ほんとうに私は、どれが本当の自分だかわからない。 読む本がなくなって、まねするお手本がなんにもみつからなくなった時には、私は、一体どうするだろう。手も足も出ない。 ㋑ 萎縮 の ㋒ 態 で、むやみに鼻をかんでばかりいるかもしれない。何しろ電車の中で、毎日こんなにふらふら考えてばかりでは、だめだ。からだに、いやな温かさが残って、やりきれない。何かしなければ、どうにかしなければと思うのだが、どうしたら、自分をはっきりつかめるのか。これまでの私の自己批判なんて、まるで意味のないものだったと思う。批判をしてみて、いやな、弱いところに気づくと、すぐそれに甘くおぼれて、いたわって、 ⓑ 角を矯めて牛を殺す のはよくない、などと結論するのだから、批判も何もあったものではない。 ⓒ 何も考えない方が、むしろ良心 的 だ。
この 雑誌 にも、「若い女性の欠点」という見出しで、いろんな人が書いてある。読んでいるうちに、自分のことを言われたような気がして恥ずかしい気にもなる。それに書く人、人によって、ふだんばかだと思っている人は、そのとおりに、ばかの感じがするようなことを言っているし、写真で見て、おしゃれの感じのする人は、おしゃれの言葉づかいをしているので、おかしくて、ときどきくすくす笑いながら読んでいく。宗教家は、すぐに信仰を持ち出すし、教育家は、初めから終わりまで恩、恩と書いてある。政治家は、漢詩を持ち出す。作家は、気取って、おしゃれな言葉を使っている。 ⓓ しょっている。
けれどもここに書かれてある言葉全部が、なんだか、 ② 楽観的 な、この人たちのふだんの気持ちとは離れて、ただ書いてみたというような感じがする。はっきりと手にとるようには書かれていない。誰も自信がないのかしら。
問1. 線部(ア)・(イ)・(ウ)の語の読みを、それぞれひらがなで書きなさい。
問2. 線部 ①・②の語の反意語を、それぞれ漢字で書きなさい。
問3.___線部 ⓐ 「ほんとうに私は、どれが本当の自分だかわからない」とあるが、なぜ「私」はそう思うのか。次の(ア)~(オ)から、最も適当なものを一つ選び、記号で答えなさい。
(ア) 本を読めば読むほど、自分の考えがまとまらなくなるから。
(イ) 本を読むたびに、自分の考えが変わるから。
(ウ) 本を読むことによって、自分の考えがひろがるから。
(エ) 本の世界にひたり、ロマンティストになるから。
(オ) 本はおもしろくて、自分の勉強にさしつかえるから。
問4.___線部 ⓑ 「角を矯めて牛を殺す」という慣用句の意味を、次の(ア)~(オ)から一つ選び、記号で答えなさい。
(ア) 場合に臨み、変化に応じて、適当に処置する。
(イ) 二つのものを取ろうとして、すべてを失う。
(ウ) 少しの欠点を直そうとして、全体をだめにする。
(エ) わずかなことを、尾ひれをつけて大げさにいう。
(オ) 悪いことは隠そうとしても、すぐに広く 知 れわたる。
問5.___線部 ⓒ 「何も考えない方が、むしろ良心 的 だ。」とあるが、なぜ「私」はそう思うのか。次の(ア)~(オ)から、最も適当なものを一つ選び、記号で答えなさい。
(ア) 考えない方が自然で人をだますことにならないから。
(イ) いくら考えても何の得にもならないから。
(ウ) いくら考えても、まともに自分をみつめたりしないから。
(エ) いくら考えても、また考えなくても同じだから。
(オ) いくら考えても、考えるそぶりとなり、偽善になるから。
問6.___線部 ⓓ 「しょっている」とは、どれのどういう点か。次の(ア)~(オ)から、最も適当なものを一つ選び、記号で答えなさい。
(ア) 何々家という人たちの博学多才な点。
(イ) 何々家という人たちのもったいぶった点。
(ウ) 何々家という人たちの気負った点。
(エ) 政治家や作家の文章にすぐれている点。
(オ) 作家の言葉の使い方がおしゃれな点。
問7.「私」の人物像を四十字以内でまとめて書きなさい。(句読点も字数に数える。)
● 文章3( 30 点)
私は、 a 来たときと同じように、舟に乗り、 ㋐ 橋立 に b 、 阿蘇の海を一の宮に向かった。振り返ると、街には大規模なヘルスセンターができかかっているのが見える。 C 、 ㋐ タイガン までケーブルが ㋑ ツ られ、「股のぞき」に舟で行く労も要らなくなると言う。そんな説明を聞くともなく聞きながら、打ち続く橋立の松を、 d ながめていた。 ㋐ それは 、絶え間なく ㋒ オウライ するオートバイの爆音で ㋑ 憟 えているように見えた。
我が国の、昔から名勝と言われているものは、どれを見ても、 e ㋒細かな出来である。 f 、 天の橋立は、三景のうちでも一番 ㋓ 繊細 な ➀ 造化 のようである。 g 、 ㋑ これ は、キンタルいわしを抱き育ててきた母親の腕のようなものだ、と思った。とても大げさな観光施設などに ㋔ 堪 えられる体ではない。気のせいか、橋立は h 元気のない様子に見えた。
キンタルいわしの自然の発生や発育を拒むにいたった条件が、どのようなものか、私は知らないが、 ➁ 子供 の生存を脅かした条件が、母親に無関係なはずはあるまい。わずかばかりの砂地の上に幾千本という老松を乗せて、これを育ててきたについては、 i 複雑な、微妙に ㋓ キンヘイ した幸福な条件を必要としてきたか。 ➂ 些細なことから、いつ、がたがたっとくる知れたものではない。 例えば、いわしを発育させない同じ条件が、この辺りの鳥の発育を拒んでいるかもしれない。ある日、 ➃ 一匹の毛虫が松の枝に付いた時、もはやこれを発見する鳥は一羽もいないかもしれない。 j 始まった自然の条件の激変は、昼も夜も、休まず、 ㋔ ヒトメ を k 作用し続けているであろう。ケーブルが完成した時、橋立は真っ赤になっているかも知れない。観光事業家は、 ➄ 感傷家の寝言というであろうか。
問1.傍線部①「造化」の意味として適当な語を文中から抜き出 しなさい 。
問2.傍線部②「子供」とは、何をたとえているのか。
問3.傍線部③「些細なことから…知れたものではない。」と筆者が憂慮するのは、天の 橋立 の景を成立させているものがどのようなものだと判断しているからか。文中の語をそのまま抜き出 しなさい 。
問4.傍線部④「一匹の毛虫が松の枝に付いた時、もはやこれを発見する鳥は一羽もいないかもしれない。」とは、天の橋立の悪劇的な将来の暗示でもあるが、その将来について筆者はどのように表現しているか。
問5.傍線部⑤「感傷家の寝言」とみずからをいう筆者の意図を五字以内で述べ なさい 。
問6.傍線部(ア)~(オ)のカタカナを漢字に直 しなさい 。
(ア) (イ) (ウ) ( エ ) (オ)
問7.傍線部(ア)~(オ)の漢字の読みを記 しなさい 。
(ア) (イ) (ウ) ( エ ) (オ)
問8.二重傍線(ア)「それ」(イ)「これ」の指示する内容を示 し なさい 。
(ア)( )(イ)( )
問9. a ~ k の中に、次の語群から適当なものを選び、それぞれ記号で入れ なさい 。
①まことに ②かすめて ③いったん ④前に ⑤やがて
⑥なるほど ⑦特に ⑧沿うて ⑨どれほど
⑩ぼんやり ⑪なんとなく
a b c d e f
g h i j k
二、次の詩を読んで、後の問いに答えなさい。
● 詩1 (8 点 )
種をまいて置いたら
みんな生えて出て来た
ぼくは感謝した
一粒のまちがいなく
からを破って飛んで出た
みんなそろってりんとして声をあげているようだった
問1.この詩には、作者のどのような気持ちが表されているか。最も適当なものを次の中から一つ選び、その記号を書きなさい。
(1)自然が創造した美の世界に驚異を感じ、尊いと思う気持ち。
(2)種子の発芽した様子を見て、ほほえましく感じ、愛らしいと思う気持ち。
(3)生命のもつ不思議な 力 をたたえ、自然の恵みを有り難く思う気持ち。
(4)自分のまいた種子が一粒残らず発芽したことを喜び、誇らしく思う気持ち。
問2.この詩に用いられている表現上の技巧は何か、次の中から一つ選び、その記号を書きなさい。
(1)倒置 (2)擬人化 (3)反復 (4)誇張
● 詩2( 20 点)
峠
峠は決定をしいるところだ。
峠には別のためのあかるい憂愁がながれている。
峠路をのぼりつめたものは
のしかかってくる天碧に身をさらし
やがてそれを背にする。
風景はそこで綴じあっているが
ひとつをうしなうことなしに
別個の風景にはいってゆけない。
① 大きな喪失 にたえてのみ
② あたらしい世界 がひらける。
峠にたつとき
すぎ来しみちはなつかしく
ひらけくるみちはたのしい
③ みちはこたえない 。
みちはかぎりなくさそうばかりだ。
峠のうえの空はあこがれのようにあまい。
たとえ行く手がきまっていても
ひとはそこで
ひとつの世界にわかれなばならぬ。
④ そのおもいをうずめるだめ
⑤ たびびとはゆっくり小便をしたり
摘みくさをしたり
たばこをくゆらしたりして
見えるかぎりの風景を眼におさめる。
問1.___線1「大きな喪失」とあるが、何を失うのだろう。次から最も適当なものを選びなさい。
(ア)過去の栄光 (イ)過去の苦難 (ウ)過去の憂愁
問2.___線2「あたらしい世界」と同じ内容をもつ五字のことばを、詩の中から抜き出しなさい。
問3.___線3「みちはこたえない」を、わかりやすく説明しなさい。
問4.___線4なぜ「そのおもいをうずめる」必要があるのか、それを表している詩の中の二行を書き出しなさい。
問5.___線5「たびびとは~たりして」の部分から考えて、たびびとの気持を表した六字の言葉を詩の中から見つけて、書き出しなさい。
問6.この詩は、構造的にみて、三つの部分に分けて読みとることができる。第二の部 分 A 、第三の部分 B は、それぞれどこからか。それぞれの始めの行を書き出しなさい。
問7.詩の中から、文語的表現をした部分を二行書き出しなさい。
三、 「 日本への飛行機に乗り込んで 」という題で作文 を 書きなさい。(45点)
要求:字数 800 ぐらいであること
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附件: 2004306641.doc